Windows Vistaの発売まで1ヶ月を切りました。
今回は、Microsoftのマーケティングの都合か、
機能切り売りのエディションが多数あってややこしい感じですね。
<公式資料>
● Vistaエディション機能比較表
● 既存OSからのアップグレード対応表
● 必要となるシステム仕様
結局のところ、どれを選んでいつのタイミングで買うかは、
使う人や現状の環境次第で最適解は変わってくるような気がします。
不具合修正のサービスパックが出るまで待つ、というのもひとつの考え方ですが、
最近のMSの対応を見てると、いつ出るかすらわかんないんですよねぇ・・・。
家庭用製品であるWindowsXP HomeEditionは、新OS(Vista)発売以後2年で
Microsoftサポートが終了し、それ以後はセキュリティパッチの提供がなくなります。
そのため、少なくとも2009年1月までには、
WinXP HomeEditionのユーザーは
セキュリティ上、Vistaのなにかに乗り換える必要が出てきます。
ちなみに、業務用製品であるWindows XP Professionalには
延長サポートがあるので、セキュリティパッチは
新OS(Vista)発売から最低7年間(2013年末まで)提供されます。
ゲーム用途で考えると、Vistaの導入によりDirectX10ベースの環境に変わります。
DirectX10の環境は、これまでのDirect9以前の環境とは一線を引いた新しい環境です。
利用には、DirectX10に対応した専用GPU搭載のグラフィックボードが必要です。
本日現在リリースされている製品では、「GeForce 8800」シリーズのみです。
いちおう、Vistaは下位互換でDirectX 9 Exにも対応するようですので、
現時点では、Vistaを買ったからといってグラボの買い換えは必須ではないです。
まだDirectX10対応製品が少ないのであまり知られていませんが、
今後 対応グラボが増えてくれば、いずれはハイエンドのゲームを中心に、
DirectX10専用のゲームも そのうち出てくるのではないかなぁと思います。
もしDirectX10専用のゲームをやる場合には、
VistaとDirectX10対応グラボのセットが必須になります。
以下に、Vista各エディションの、本日現在の私見をまとめてみました。
● Windows Vista Home BASIC
新しい3Dインターフェース「Aero」が実装されない、
標準的なVista機能だけを持ったエディションです。
新しいセキュリティ機能やハードウェア機能、DirectX10などは対応しているようです。
「Aero」は、WinXPの「Luna」以上に重たいとのもっぱらの噂なので、
ゲーム専用でレスポンス重視で「Aero」を無効化して使うつもりなら
Home Premiumを買わずに このエディションでも十分なのかなぁと思います。
Home Premiumのメディア系の機能に魅力を感じているなら別ですが。
推奨動作環境も、現行のWindowsXP-SP2が快適動作しているなら、
問題なさそうですね。
パッケージ版 ¥27k前後
アップデート版 ¥14k前後
DSP版 ¥12k前後 (別途 FD/HDD等のパーツ購入&取付必須)
● Windows Vista Home Premium
家庭内メインの用途で、Vistaらしさを出すにはこのエディションになるのかなと。
新しい3Dインターフェースの「Aero」を搭載し、
メディア系の機能として標準でDVDやビデオの編集機能もあるらしい。
ただ使い勝手の程は使ってみないとなんとも。
推奨環境は、「Aero」の関係でHome Basicと比較すると敷居が高くなっているので、
最近買ったPCか新規購入PCでないと、全機能が生かせないかも。
ただ、価格や機能的なバランスはよいので、ご家庭用のメーカー製PCでは、
このエディションが流行るのではないかと思います。
パッケージ版 ¥30k前後
アップデート版 ¥20k前後
DSP版 ¥15k前後 (別途 FD/HDD等のパーツ購入&取付必須)
● Windows Vista Business
現状使っているWinXP-Proから“アップグレード”でインストールしたい場合は、
このエディションかUltimateになります。新規や追加インストールならその限りではないですが。
HomePremiumとの違いは、メディア系の機能がなくなって、
ドメインの参加機能が付加されたことでしょうか。
会社持ち込みならともかく、家庭内専用の使い方の場合は、
選ぶ理由はなさそうです。
逆に会社用途の場合は、SOX法対応などの絡みで
各社で個人認証の為のWindowsドメインを使っていることも多くなってきたので、
会社関係のPCでは このエディションが増えてくるのではないかなと。
パッケージ版 ¥39k前後
アップデート版 ¥27k前後
DSP版 ¥18k前後 (別途 FD/HDD等のパーツ購入&取付必須)
● Windows Vista Ultimate
せっかくだからVistaの全機能を試したいとか、
下位のエディションでは機能が一長一短だという方は、
Ultimateしか選択肢がないかなぁと。
標準でディスク暗号化機能が欲しい場合も、このエディションのみですね。
ただ、パッケージ版(32bit/64bit同梱)は50k前後と値段がお高いので、
今後 32bitから64bit環境に乗換の予定がなくFDやHDD等のパーツも購入予定なら、
パーツと一緒に購入できるDSP版(32bit or 64bit)の方が24k前後で
お安く済むかと思います。
Ultimateパッケージ版の方は、32bit/64bit両方のDISCが入っている唯一のモノですが、
2ライセンス付いてくるわけではないのでどちらか片方しか入れられません。
この金額差だったら、DSP版で32bitと64bitそれぞれ買った方が
両方のライセンスが使えてお得なんじゃないかなぁと、思ったり思わなかったり。
パッケージ版 ¥51k前後 (32bit/64bit同梱)
アップデート版 ¥33k前後 (32bit/64bit同梱)
DSP版 ¥24k前後 (別途 FD/HDD等のパーツ購入&取付必須)
以上、なにかの参考にでもなれば。
さて綾瀬家はどうするのか、というと、
1台はUltimate DSP版あたりを買ってお勉強用にするつもり。(たぶん こたつトップ君)
実家の親用PCなどに追加で買う場合は、
ビデオ編集が使えそうだったらHomePremiumにしようかなぁと。
古い目のPCであれば、Basicで十分かと思いますが。
いろいろ混在すると、Microsoftのサポート期限やら何やらで、
あとあとややこしいんですけどね。。。